『持たない暮らし』を極めたいワケ

持たない暮らし

私は20代半ばの時に”ミニマリスト”という言葉や、ミニマリストの考え方を知りました。

それから約10年、ミニマリストや持たない暮らしに関する色んなネット記事や本を読み漁り、実践できるものは実際に行動してみたりしてきました。

10年もあればミニマリストになったり、持たない暮らしマスターになっていてもおかしくないと思うのですが、なかなか自分の納得のいく成果は出せていません(泣)

“目的”となるものが無かったり、”目的”があってもぼんやりしていたからではないかと私は考えています。

何をするにせよ、目的が決まっていなかった

何かを達成したい時、そこにはだいたい何かしらの目的があったりします。

例えば、目的が「簿記3級に合格する」ことであれば、そのための手段が「勉強する」ことです。

私の場合は、ミニマリストや持たない暮らしに関することを学んだり実践はするけれども、「どうしたいのか?」「どういう状態になればいいのか?」という目的の面が、ここ数年無かったり、曖昧だったと気づかされました。

簿記3級の「勉強」はバリバリしているのに、「合格する」という目的を見失っているような感じです。

目的が無くブレブレの生活

私が”ミニマリスト”という言葉やミニマリストの考え方を知った時は、仕事が嫌だったこともあり「何かを変えたい」というのが目的で、ミニマリストを目指していました。

ですが、時が経つにつれて

「私はなんでミニマリストを目指しているんだろう…?」

「ミニマリストになってどうしたいのか?」

「そもそもミニマリストって誰が決めるの?」

といった疑問が浮かび始め、モヤモヤするようになりました。

モヤモヤしつつも、ミニマリストに関するいろんなネット記事を読んだり、本を探したりしていました。

そんな時に出会ったのが、金子由紀子さん著書の『持たない暮らし』という本でした。

『持たない暮らし』5章の最後にこんな文があります。

持たない暮らしは、ちょうどよく持つ暮らしでもある。そして、この「ちょうどいい」が難しいのです。だって、平均値も無ければ、正解もないのですから。

できるなら、持たずに暮らしたい。そして、捨てずに暮らしたい。モノがあってもなくても大丈夫な自分でいたい。

日々の暮らしが、そのためのレッスンであり、修行なのだと思うのです。

(出典:金子由紀子 (2010)『お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし』アスペクト文庫)

この文を読んで「持たない暮らしは終わりがないライフスタイルなんだな」と感じたのを今でも覚えています。

「生きている限り、物とは生涯付き合っていくことになる。それだったら『ミニマリストになる』とゴールを決めるのではなく、自分と物とのちょうど良い関係を探っていこう」と思うようになり、持たない暮らしをしていくことにしました。

しかし、せっかく理想のライフスタイルに出会えたにもかかわらず、持たない暮らしをする明確な目的はなかったので、物を減らすけど物欲に負けて色々買ってしまう…という生活を繰り返していました。

手帳術の本を読みながら「どう生きていきたいか」を考えた

2024年末頃、手帳の使い方に悩むようになり、高田晃さんの著書『手帳で夢をかなえる全技術』という本を読み始めました。

もともとはkindleアプリにダウンロードした本でしたが、最近になって紙の本のほうも買いました。

『手帳で夢をかなえる全技術』は、「手帳は人生のマネージメントツールだ!」というテーマで、目標達成を加速させたり、夢を叶えるために手帳をどう使うかを解説されています。

はっち
はっち

詳しい内容は本を読んでみてください!

(私の場合はこうかな…)などと考えながら本を読んでいたのですが、読んでいる間ずっと頭から離れない願望が1つありました。

その願望は「他の人からするとワガママだよね…」と思ってしまい、長く自分が認めることができなかった願望でした。

「私はどう生きていきたいんだろう?」と考えたことは何度もありましたが、上っ面だけのようなしっくりこない理由ばかりでした。

本を読みながら「私は本当はこの願望を叶えたいんだな」と思い、自分の願望を叶えるために持たない暮らしを極めたいと考えるようになりました。

はっち
はっち

私の叶えたい願望に関してはこの投稿で言うのは控えさせてください(ネットの世界であっても、今は全世界に発信する勇気がありません泣)

目的が決まったら進むべし!

自分の願望を認め、その願望に向かって進む!と決めてから、持たない暮らしに意味を持たせることができたこともあり、心がだいぶスッキリしました。

持たない暮らしでは、以下4つのことを重点的に取り組んでいます。

  • 不要な物をチェックし、手放す(捨てる、売る)
  • なるべく物を買わない(欲しい物リストに沿って買い物をする)
  • 掃除と整理整頓を毎日する
  • 勉強をする(本を読んだり、ニュースを見る)

上記4つに関することもいずれ記事にしたいです。

また、ミニマリストや持たない暮らしのこと、密接に関連してるお金のことなど、これまでに知ったことや経験した事を活かした記事を書いていきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!

※参考文献※
・金子由紀子 (2010)『お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし』アスペクト文庫
・高田晃 (2020)『手帳で夢をかなえる全技術』明日香出版社

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